AGA(男性型脱毛症)とは、思春期以降から徐々に進行する脱毛症です。
前頭部や頭頂部の髪が細く短くなり、進行すると額の生え際が後退し、頭頂部の頭髪がなくなっていきます。外見上、20歳代後半から30歳代に目立つようになります。
女性にもAGAは起こりますが、男性とは異なり、頭頂部の広範囲の頭髪が薄くなる状態が多くみられます。
AGA外来
MEDICAL
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AGA(男性型脱毛症)とは、思春期以降から徐々に進行する脱毛症です。
前頭部や頭頂部の髪が細く短くなり、進行すると額の生え際が後退し、頭頂部の頭髪がなくなっていきます。外見上、20歳代後半から30歳代に目立つようになります。
女性にもAGAは起こりますが、男性とは異なり、頭頂部の広範囲の頭髪が薄くなる状態が多くみられます。
内服治療です。
2005年から発売が開始されたプロペシア(成分:フィナステリド)は、AGA(男性型脱症)の原因となる男性ホルモンの生成を抑制する働きがあり、脱毛や薄毛に効果がある飲み薬です。
プロペシアの効果としては、現状の維持に期待が持てるものであり、髪の毛が太く、長くなり、そして抜け毛が少なることで、薄毛が気にならなくなります。
効果が発揮されるまでには少なくとも半年ほどはかかります。その理由としては、髪の毛のヘアサイクル(毛周期)が関係してきます。半年後に効果が実感できたら、その後は長期的に服用を続けていただくことが大切です。
効果の現れ方には個人差がありますが、進行をプロペシアで止めている状態ですので、短期間で効果が現れないからといってご自身の判断で服用を止めてしまうと、再びAGAの進行が始まります。プロペシアの服用を中止する場合は医師にご相談ください。
今までは男性型脱毛症(AGA)の治療薬となると、多くの場合プロペシアが主となっていましたが、2015年にザガーロという治療薬も認可されました。ザガーロは、アボルブという名称で前立腺肥大の治療薬としてすでに病院で処方されていましたが、AGAの治療目的で新しく認可を受けて処方できるようになりました。
ザガーロの効果は、プロペシアとほぼ一緒で、脱毛部位に太く長い毛の本数を増やすことができます。
効果が実感できるまでにはプロペシア同様にまずは最低6ヶ月間以上服用し続ける必要があります。やはり髪の毛のヘアサイクル(毛周期)が関係していることから薄毛や脱毛の原因となるDHTの生成の阻害することでヘアサイクル(毛周期)の成長期を正常な状態に近づけることができます。そのため、成長サイクルが一巡するまで(半年経過まで)は効果が出なくとも服用を続けていただき、今後長期的に継続するかをご相談の上で決定します。
ザガーロの服用による効果は、プロペシア同様個人差があり、発毛効果が得られたからといって個人の判断で服用を止めてしまうと再び髪の毛が治療開始前の元の状態に戻ってしまいます。ザガーロの服用を中止する場合は、医師にご相談ください。
前立腺癌の検診を受ける予定のある方は、前立腺癌で測定される数値に影響を及ぼすことがありますので、必ず検査を実施される前に医師にプロペシアもしくはザガーロを服用していることをお伝えください。
AGA(男性型脱毛症)治療には、健康保険が適用されません。そのため自費診療(全額自己負担)になります。
下記の金額を目安にしてご相談ください。
初診料 | 1,000円(税別) |
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再診料 | お薬代のみ |
プロペシア | 9,000円(税別)/1ヶ月 |
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フィナステリド | 6,000円(税別)/1ヶ月 |
ザガーロ | 10,000円(税別)/1ヶ月 |