血便・下血
血便・下血
血便・下血の原因としては、痔による出血、大腸ポリープや大腸がん、炎症性腸疾患(クローン病や潰瘍性大腸炎)、消化性潰瘍、大腸憩室症、腸内感染症、食道静脈瘤などが考えられ、これらは消化管のさまざまな部分で出血が発生することによって引き起こされます。
血便・下血の原因を特定するためには、内視鏡検査(大腸カメラ)で大腸や胃の内部を観察し、ポリープやがん、炎症の有無を確認し、便潜血検査で微量の血液の有無を調べ、CT検査で腸や臓器の状態を確認し、血液検査で貧血の状態や炎症反応を調べ、超音波検査で大腸憩室症などを評価することがあります。