いぼ痔|【公式】おおたきく子クリニック|JR大阪駅の胃カメラ・大腸カメラ・痔

ヘッダー画像

いぼ痔

いぼ痔|【公式】おおたきく子クリニック|JR大阪駅の胃カメラ・大腸カメラ・痔

いぼ痔(痔核)とは

いぼ痔(痔核)は、肛門周辺の血管が膨張し、腫れてしこりのようなものができる病気です。医学的には「痔核」と呼ばれ、肛門にできる良性の腫瘍として一般的に知られています。いぼ痔は、長期間の便秘や下痢、過剰な力みなどが原因で発症することがありますが、生活習慣や食事、遺伝なども影響を与えることがあります。

いぼ痔は痛みを伴うこともありますが、比較的軽度の症状から始まり、進行することで症状が悪化します。早期の治療が重要です。

いぼ痔の主な症状

いぼ痔の症状は個人差があり、軽度から重度までさまざまです。症状が進行すると、日常生活に支障をきたすことがあります。

主な症状

  1. 肛門周辺の腫れ
    肛門の周りにしこりや膨らみが見られ、特に排便時に感じやすくなります。
  2. 痛みや不快感
    排便時に肛門が痛むことがあり、特にいぼ痔が外に出ている場合は強い痛みを感じることがあります。
  3. 出血
    排便時に血がつくことがあり、便に血が混じることがあります。通常は鮮血で、痛みを伴わないことが特徴です。
  4. かゆみ
    肛門周辺のかゆみを感じることがあります。これは痔核の膨張や炎症による刺激が原因です。
  5. 肛門からの分泌物
    痔核が進行すると、肛門周辺からの分泌物が増えることがあります。

いぼ痔の原因

いぼ痔は、肛門周辺の血管に過剰な圧力がかかることによって発症します。以下のような原因が考えられます。

1. 便秘や下痢

便秘で長時間トイレで力むことや、逆に下痢で頻繁に排便することが、肛門周辺の血管に負担をかけ、いぼ痔を引き起こす原因となります。

2. 不適切な排便習慣

便意を我慢したり、トイレで長時間過ごすことが、いぼ痔を悪化させる原因となることがあります。

3. 肥満

肥満による腹圧の増加が、肛門周辺の血管に負担をかけ、痔核を引き起こす可能性があります。

4. 妊娠

妊娠中は、ホルモンの影響で血管が膨張しやすく、またお腹の中での圧迫により痔核が発症しやすくなります。

5. 遺伝的要因

家族にいぼ痔の人がいる場合、遺伝的に発症しやすい傾向があります。

6. 不規則な生活習慣

運動不足や食生活の偏り、長時間座っていることなどが、血行不良を引き起こし、痔核を悪化させる原因となります。

いぼ痔の検査方法

いぼ痔の診断は、肛門部を視診や触診することで行います。症状が軽度であっても、自己診断に頼らず専門医に相談することが重要です。

問診

症状(痛み、出血、かゆみなど)について詳細に聞き取ります。また、便秘や排便習慣など、生活習慣についても確認します。

肛門の視診・触診

肛門周囲を診察し、いぼ痔の有無や状態(外痔核、内痔核)を確認します。外痔核は視診で確認できますが、内痔核は触診を行うことがあります。

肛門鏡検査

内痔核が疑われる場合、肛門鏡を用いて直腸の状態を確認することがあります。

その他の検査

症状が重度である場合や他の病気との鑑別が必要な場合は、内視鏡検査や大腸検査を行うこともあります。

Page Top